コウノトリが二羽飛んできた

なかなか子供に恵まれず、不妊治療の末に授かったのは まさかの二卵性の双子の男の子たち… そんな彼らの暴走…成長の記録を父親の視点からマンガで綴っています

 

 

 

 


 

「パパさん抱っこしてみますか?」



元々、子供が苦手で

友達や会社の同僚の子供に会う機会があっても

3m以内には近寄らなかった自分に衝撃の一言



今まで保育器の中にいたから強気に

新生児を突っついたりなんかしていたものの

ついに封印が解かれて外界にベビーたちが降臨

途端に怖気づく父親…



赤ちゃんを「抱っこ」なんて

少なくとも人生で記憶のある中ではした事はない



結構、普段から物とか落としがちな

うっかりな自分には責任の重すぎる任務



しかも首が座ってないだか何だかで

タコみたいにクネクネな新生児



初めての抱っこの感動よりも

緊張で全身から汗が噴き出す残念な父親…



     

 
  
  
  
  
  
 
 

帝王切開の翌日

ドSな看護師さんからの鬼の指令

「歩け」



当事者じゃない自分ですら

恐れおののく悪魔の試練



でもリハビリも兼ねて

早く動いた方がいいらしい



プルプルと震えながら子鹿のようにがんばっていました


     

 
 
 
 
 

「男」という都合の良い生き物でスイマセン

でも悪気はないので見逃してやって下さい

ただ、出産を祝って食べた焼肉は絶品でした


ちなみにこの後、妻は

麻酔の影響で鬼のような吐き気と寒気に襲われ

切開した腹部の痛みと戦いながら

人気のない病院の薄暗い個室で

孤独で長い夜を過ごしたそうです…


       

 


 


 赤ちゃんの手に指を差し出すと

ギュッと握ってくる



ひょっとして親だと理解してるのかな?

…と思うけど

残念ながらコレ

「把握反射」といって本能的な動きらしい…



でも、今の時期くらい

親バカでもいいじゃないか

と思う今日この頃
 

       

 
  
  
  
 
 双子という事で、帝王切開で普通よりも早く出てきたから
体もちょっと小さめ。


兄ちゃんが
2200グラム

弟くんは
1999グラム


そのためしばらくの間は
NICU(新生児用の集中治療室的なやつ)で徹底管理される。


で、呼吸器とか点滴みたいなのとか、心電図とか、
とにかく体中が管だらけで少し可哀想な状態。

ということで、初抱っこはしばらくお預け

でも、こうして実際に子供たちを目の当たりにすると
お腹にいる時と比べものにならないような
親としてのプレッシャーを感じてしまう子供な自分…

大丈夫か…?


       

 
  

胎児の状態があまり良くない?から

急遽、予定日よりも
5日前倒しの出産



帝王切開での出産で麻酔はするけど

胸から下だけの部分麻酔だから

意識はハッキリしていたらしい



そんな中サクサクと腹を切るわけだから

想像しただけでゾッとする

しかも麻酔をしても痛いモンは痛いらしく

少しでも気を抜くと激痛が走るとか何とか…



普通分娩はもっとシンドくて

陣痛なんて男のゴールドなボールを

おもっきり蹴られた時の激痛がずっと続くとか言うし…



まさに文字通り「母は強し」とはよく言ったものである


     



 
 
 

帝王切開だから出産予定日も決まっていて

仕事も数か月前からバッチリ調整して

休みを取っていたのに見事に前倒し出産。


しかも里帰り出産のため、

職場から最速
2時間の距離の中の

「
2時間後やっちゃいま~す」の急っぷり。


で、なんか訳の分からなくなってる中の出産。

ドラマみたいにロマンチックにはいかなかったけど

無事生まれてきてくれたコトに感謝です



 

     


 
 
  
  
 
逃げ回る胎児を追いまわし

「フフフどこに逃げようというのかね?」(ムスカ風)

って追いつめたと思いきや

心音がハモリだす


二つの心音がくっついたり

離れたり、入れ違ったり…

もうバルス状態なのである



今日もまた二時間半コース…



     
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双子の出産にむけて
いよいよ管理入院のスタート


寝てるだけで、メシも出てくるし
超ラクじゃねぇ?
…と思ったらそうでもない。


毎日、朝晩
2回やる胎児の心音のデータ取り。
赤ちゃんの心臓の音に異変はないかチェックするために
お腹に聴診器みたいなのを当てて
30分くらい心音のデータを取るという
とてもシンプルな作業。


そう…シンプルな作業のはずなのである


が、しかし小僧どもはお腹の中で暴れ周り
まず位置がわからない
やっと見つけてもすぐに逃走し行方をくらます


延々と鬼ごっこを続け、朝から始めて
ようやくデータを取り終える頃には昼前に…


     
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ウチの出産予定の病院では双子ちゃんの場合は

問答無用で約一か月の管理入院の末の帝王切開。


という事で

奥さんが出産を控えて管理入院へ。

人生初の入院という事で不安いっぱいの中

売られていく子牛の様に

ドナドナと入院して行きました。


     
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ずっと奇声を発して走り回る子供が苦手だったけど

父親になると見えていた景色も色々と変わるもので

感情も少しだけ穏やかに…


でも、まだまだ未熟者ですが


     
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ムンクか?

ムンクが叫んでるのか?

みたいなボヤッとした写真しか

これまで写らなかったエコー写真だけど

初めて鮮明に激写

しかも欠伸中

お腹ん中で、ちゃんと赤ちゃんは生きてんだな…

と感動と共にひと安心



     
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お腹にタテに線が一本入り

妊娠線に恐れおののいていたのも束の間


本当の恐怖はこの後訪れた



ピキピキと下腹部にヒビのような線が…

日々の必死のケアも虚しく


妊娠線が第二形態に進化



     
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「奴」は急にやってくる



気を付けていたのに…


ケアもしていたのに…



妊娠後半に差し掛かり


自分は大丈夫だ…
と油断した瞬間

音も立てずに忍び寄り


一気に襲い掛かってくる



     
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お腹を蹴られると


「動いてる動いてる」


と我が子たちの存在を確認して


喜んでいたけど


段々とエスカレートしてきて


しかも2人が暴れてるという事もあり


もはやお祭り状態に


でもこれも元気な証と思いガマンガマン


…と他人事のように言ってしまう男



     
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